architecture

四角い風船+石上純也ギャラリートーク

今回の東京は早めに到着。羽田に8時半。 ホテルに荷物を預けて、早速向かったのは東京都現代美術館MOTでした。 今MOTでは「SPACE FOR YOUR FUTURE」展が行われているのですが、 その出品作家の一人、石上純也さんのギャラリートークを楽しみにしていたので…

《和歌山県庁南別館》

設計:高松伸建築設計事務所 竣工:2006年美術館のすぐ近くなのを知って行ってみた。 うーん、敷地いっぱいに建っているものは、やっぱり私は苦手みたいだ。

内藤廣さんの講演会(JIAまちづくりセミナーin綿業会館)

早めに退社して隣の駅の綿業会館へ。 今夜は数ヶ月前から楽しみにしていた内藤廣さんの講演会が行われたのです。 お話で一貫していたのは、近刊の『内藤廣対談集-複眼思考の建築論-』の紹介文でも書かれている 「建築家になろうとしてはいけない」という視点…

《浜田市世界こども美術館》

http://hamada-kodomo.art.coocan.jp/ 松江の知人に運転してもらって、少しずつ島根の建築を訪れているのだけど、 今回お願いしていたのは高松伸さん設計の小さな美術館。 位置的にすっと海沿いを走ったらすぐ着くのかなあと思っていたら、 高速道路が途切れ…

こころの玉手箱・隈研吾

昨日の日経の夕刊の記事。 今週の連載は隈さんだったんだ。知らなかった。 とりあえず4回目「湘南の海」のことを。 子供の頃訪れた、茅ヶ崎の海の思い出などが語られていて、 そこから隈さんの水に関わる仕事へとつなげられている。 建築は重たくて動かない…

だれの設計でしょう?

id:kubota_staffさんに教えていただいたのですが、 D&DEPARTMENTが運営されている「ディータス」というブログで、 都道府県別に、その土地に関する記事を集める特集が毎週組まれています。 トラックバックに参加したからといってどうということもないかもし…

doubleNegatives Architecture「Corpora in Si(gh)te (コーポラ・イン・サイト)」

(山口情報芸術センター:YCAM) 今回の山口旅行の一番の目的は、YCAMでの展覧会に行くことでした。 「Corpora in Si(gh)te (コーポラ・イン・サイト)」というインスタレーションは、 YCAMの建物前に広がる広場や屋根にセンサーを配置し、 それが得た環境情…

《秋吉台国際芸術村(本館棟)》

宿泊2日目の朝は、本館棟の見学へ。管理のためということもあるのかもしれませんが、 担当の職員の方がひとりついて案内してくださいました。 入室できないだろうなあと思っていた楽屋の中なんかもみせていただいたのです。 コンサートホール 研修室の中の…

《秋吉台国際芸術村(宿泊棟)》

設計:磯崎新アトリエ 竣工:1998年 ずっと泊まってみたいと思っていたところへ行ってきました。 たどり着いたのは、四方を樹々で囲まれた静かでひっそりとしたところ。 びっくりするぐらい格安の宿泊料だったので、どんなところか心配していたのですが、 す…

《養老天命反転地》

残業続きです。 写真をつなげるところで力尽きてしまいました。

《島根県芸術文化センター》

設計:内藤廣建築設計事務所 竣工:2005年 (地元産の石州瓦を使用した外壁) http://www.grandtoit.jp/ 通称グラントワ。去年行ったときはカメラを忘れてた。 今度こそはあの中庭の水盤を、と意気込んでいたのだけれど、 この日はなんとラジコン大会が行わ…

《木の殿堂》

設計:安藤忠雄建築研究所 竣工:1994年 近くて遠いところにやっと行く機会ができました。 先日行った《市立五條文化博物館》にも通じるような円形の博物館。直径46m。 内側には吹き抜けがあって、これは直径22m。木の重なりがきれい。 中心を通る橋の下は池…

《市立五條文化博物館》

設計:安藤忠雄建築研究所 竣工:1995年4月(1998年1月増築) 先月、安藤忠雄さんの建物をまわることがあって、 その日のことをやっとひとかけらだけ書き留めながら、 私自身へのもどかしさでいっぱいになってた。 そんな心境も悪くはないのだけど、とどまっ…

「YUKIO FUJIMOTO HERE & THERE」(国立国際美術館)

(藤本由紀夫ビデオ上映会)この夏たびたび登場する藤本由紀夫さん関連のエントリー。 ほんとは今月11日の講演会にも行っていて、 「引用と複製」のテーマを面白く聴かせてもらったのだった。 いくつかサウンド作品も流されたのだけど、 その日の会場の音声…

《岡山西警察署》

設計:磯崎新アトリエ・倉森建築設計事務所JV 竣工:1996年 福山から岡山に戻り、磯崎さん設計の建築へ。 週末に読んだ『建築談義』で、エジプト建築の柱の引用例に挙げられていて、 その39本の列柱空間を感じてみたくなった。 幾何学の中を歩いていくのっ…

朝日放送新社屋

美術館の帰り。堂島川沿いの現場前。 ずっと覆われてたシートがはずされててるのに気付く。 この外観って、もしかして…。 情報収集に疎い私は、ぐるっと仮囲いをまわって探しました。 やっぱり設計は隈研吾建築都市設計事務所なんだ。 中之島周辺の変化はよ…

藤本由紀夫展「関係/relations - Fujimoto Yukio」(和歌山県立近代美術館)

http://www.bijyutu.wakayama-c.ed.jp/exhibition/fujimoto.htm「聴覚の遠足 2007/FUJIMOTO YUKIO audio picnic 2007」と題された、 今夏の関西3箇所での藤本由紀夫展。 私は西宮、大阪ときて、今日3つめの会場に向かうことができた。 美術館の設計は黒川…

《和歌の浦アートキューブ》

http://www.city.wakayama.wakayama.jp/menu_1/art/0001.html 美術館のあとはバスに乗って和歌浦湾の方面へ。 お正月のときに読んだGAの座談会で、下吹越武人さんが挙げていた文化施設のことが頭に残っていたから。 そこで「和歌の浦へ入った途端に、何かハ…

山口裕美『芸術(アート)のグランドデザイン』

芸術(アート)のグランドデザイン作者: 山口裕美出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 2006/12/25メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見るアーティストや美術関係者へのインタビュー集。 美術と社会がどのように関わっていくべきかが問…

《白い教会》

設計:青木淳建築計画事務所 竣工:2006年 去年訪れたときは外観のみみていたところ。 予約もしてないし内部は無理だろうと思う私の横で、同行者さんが積極的に入り口を開けているのにドキドキ。 ところが意外にもすんなり見学できてしまう。 ちょうど挙式が…

「アトリエ・ワン いきいきプロジェクトin金沢」

http://www.kanazawa21.jp/exhibit/atelier_bow_wow/index.html アトリエ・ワンが半年間に渡って、金沢の人々と街づくりをおこなうプロジェクトで、 写真の長期インスタレーションルームでは、これまでのワークショップの内容が報告されている。 黒板に挙げ…

「明後日朝顔プロジェクト21」(金沢21世紀美術館)

http://www.kanazawa21.jp/exhibit/hibino/top.html 朝の21世紀美術館を散歩。 想像していたよりも朝顔の印象ははかなげで、 遠目から見ると芝の延長のようにもみえる。 その感じはSANAAの建物とよく似合っている気がした。 朝顔を追って、建物の外周をひと…

はたらく道具たち

日曜夕方、北浜のギャラリーへ。 気になっていたところだったのに、期待していたような作品は並んでいなくて、 がっかりしながらあてもなく梅田駅の方へ歩く。 途中、中之島に京阪新線の工事現場があって、そこの仮囲いがレンガ柄になっているのを見付ける。…

第2回KEN-Viセミナー第1日目(兵庫県立美術館ギャラリー)

去年の講演会が、引き続き今年も行われました。テーマは「建築と美術 そして環境」。 1日目は千葉学さんと阿部仁史さんが講師。 どちらの方も書籍でしかあたったことのない方だったので楽しみにしていました。 《本日のプログラム》 千葉学「炙り出される環…

第2回KEN-Viセミナー第1日目(兵庫県立美術館ギャラリー)

去年の講演会が、引き続き今年も行われました。テーマは「建築と美術 そして環境」。 1日目は千葉学さんと阿部仁史さんが講師。 どちらの方も書籍でしかあたったことのない方だったので楽しみにしていました。 《本日のプログラム》 千葉学「炙り出される環…

《豊田市美術館》

この日は日帰りで名古屋へ。 去年の終わり頃に行ったところだったけれど、どうしても訪れたくなったのは、 秋吉風人さんという作家の方の新収蔵作品が展示されていたから。 先月私は秋吉さんの「on a peaceful holiday」という展覧会で、 制作現場の映像と作…

《豊田市美術館》

この日は日帰りで名古屋へ。 去年の終わり頃に行ったところだったけれど、どうしても訪れたくなったのは、 秋吉風人さんという作家の方の新収蔵作品が展示されていたから。 先月私は秋吉さんの「on a peaceful holiday」という展覧会で、 制作現場の映像と作…

西沢立衛氏講演会「近作について」(姫路文学館講堂)

(写真は講演終了後、ブラインドがあがったときに現れた空) 姫路までの車中、最近よく引っ張り出している「新建築」3月号を読む。 載っているのは《HOUSE A》で、今更になってどんなものだったのかを知る。 もちろん講演でも解説された作品で、 無意識のう…

西沢立衛氏講演会「近作について」(姫路文学館講堂)

(写真は講演終了後、ブラインドがあがったときに現れた空) 姫路までの車中、最近よく引っ張り出している「新建築」3月号を読む。 載っているのは《HOUSE A》で、今更になってどんなものだったのかを知る。 もちろん講演でも解説された作品で、 無意識のう…

室生寺

関西に住んでいるけれど、奈良に行くことは滅多にない。 近鉄大和八木駅から東に入ると周辺の緑がずっと多くなって、 それほど遠くないところにも魅力的な場所があることに気付く。 室生口大野駅で下車してからバスで15分のところが初めの目的地。 参道と呼…