「ロハスクラシックコンサート2006」(京都芸術劇場)
坂本龍一プロデュース公演
簡単なプログラムを書き留めておく。
- 第1部
- 若手音楽家の演奏(クラシック中心)
(休憩)
公演が終わったあとにきこえてきた感想としては、
あまり喜ばしいものじゃなかったようです。
”がっかりな内容”、”どこがロハスなの?”というのを耳にしました。
それは第1部の時間がちょっと長かったせいかもしれません。
クラシック音楽がロハスの「継続性」の精神に通ずるとのことでしたが、
演奏家の方で着飾った舞台衣装、お色直しなどをされるのが雰囲気を壊していたかも。
坂本さんの緑のポロシャツにジーンズをいう出で立ちの方が気分だったようでした。
そんななか、五十嵐あさかさんというチェロリストの方のシンプルな黒いドレス姿は好感がもてましたし、
彼女の演奏自体も大変魅了されました。
まず第1部のバッハの無伴奏チェロのソロは、
思わずこちらが注視するほど場をつくっていたと思います。
後半第2部の「ラストエンペラー」などのアンサンブルでは、
他の演奏者を引っ張っていく感じを受けました。
小柄な体で凛として大きなチェロを持ち運びながら舞台から降りていく姿も良かったですね。