奈良美智さんの「情熱大陸」(6/25放送分)

他の方のブログをみていたら、新聞の番組欄の書き方が分かりにくくて、
見逃してまったというのをいくつか目にしました。
参考になるか分からないけれど、番組の内容を書き出してみます。
奈良さんが述べられていたことを書き留めていると、
改めてひとつひとつの言葉が響いてきて、自分自身のためにもなりました。


1.奈良のプロフィール紹介
2.韓国の「From the Depth of My Drawer」展の模様
3.よしもとばななのコメント
4.村上隆のコメント  

    • ”奈良君は唯我独尊”、”いつまでも独り”

5.少女のモチーフについて、奈良へのインタビュー  

    • なぜ少女を書くのか?→”その質問が一番いや”、”分かんない”

6.ロンドンのギャラリーの展示の模様

    • After the Rain(酸性雨)》が大写しに。
    • 制作中、ギャラリー内は禁煙よ、とからかわれると、奈良は"これも…展示の一部なんだよ。自分のスタジオみたいに匂いをつけなきゃいけない"と返答。
    • ギャラリストの小山登美夫氏が登場。奈良はギャラリー作品売買の話を横でききながら苦笑い。

7.奈良のアトリエ兼自宅

    • 建設現場の倉庫を借り受けたプレハブ。1Fはアトリエ、2Fは住居スペース。
    • "Remember Me(忘れな草)"の制作風景。制作日数、約3日。

8.奈良の生い立ちについて

    • 青森県弘前市生まれ。3人兄弟の末っ子。両親は共働き。
    • 東京の美大に進学し、卒業後予備校で教えていたが、28歳のときにドイツへ留学。行き先にこだわりはなかった。
    • ドイツ行きに関しての奈良のコメント→"決して自分を試すとか勝負するとかではなくて、その頃の自分の器がいっぱいいっぱいで、まわりがうまく見れない状態で、離れてひとりぼっちになった方がいいって本能的に思ったんだと思う。"

9.ドイツ留学の頃の話。

    • 『NARA NOTE』からの引用。

10.「孤独や疎外感がぼくを制作に向かわせる」

11.バンコクでの展覧会とワークショップの模様
12.1994~2006年までの少女の絵の表情を追う

    • 奈良のコメント ”人と関わることが多くなってきてさ、最近。そしたら昔みたいななんかあまりひねくれた子供とか描かなくなっちゃったよね。昔描けなかったものが描けるようになってきているのは確か。でも昔描けたものが描けなくなっているのも確か。でもいつまでもおんなじものを描いてるよりは、変わった方がさ…。"

13.青森県弘前市

    • 7月から吉井酒造煉瓦倉庫で行われる『AtoZ』展の制作風景。

私は8と12の奈良さんのコメントが好きです。
でもこれを書き終わってから奈良さんのブログを読んでいたら、
ご自身はこの番組の内容に納得されていないようでした。
http://a-to-z.heteml.jp/modules/popnupblog/index.php?param=2-20060627
特に13の『AtoZ』展の紹介が短かったのが約束と違うそうです。
現在の住居も違っているし、作品の価格も大袈裟に伝えられていた。
見終わったあと私はいい番組だと思ったのに、
事実と違うこともいくつかあったんですね。残念。
そういえば上記のブログページに、奈良さんがご結婚されるというコメントが。
そこのブログの文章を読んだ人は”マイヒストリーの証人”だって。
とても幸せそうです。おめでとう!