プーシキン美術館展に行きました。


今週は仕事も忙しかったけれど、ひとつ投信を購入して、
その成り行きに心奪われていました。
でもお金の増減のこと考えていても、
結局心に残るのは数字のことだけなので虚しくなります。


というわけで、招待券があったので「プーシキン美術館展」に出かけることにしました。
中之島国立国際美術館 http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html で開催中です。
(東京では巡回済でしょうか?)

設計:シーザー・ペリ
竣工:2004年


プーシキン美術館の所蔵品の中から、
2人のロシア実業家が蒐集した印象派を中心としたコレクションの一部が公開されるというもの。
親しみやすい印象派で週末ということもあって、会場はたくさんの人でした。
こういう人が殺到する美術展のときは、
音声ガイドをレンタルして自分のペースでまわることにしています。


学生のとき絵画部で油絵を描いていたので、そのころ参考にした画家の作品もいくつかありました。
特に良かったのはボナールの「洗面台の鏡」。
ひとつひとつタッチを追ってゆくうちにうっとりとしていきます。
ボナールの作品の中では色使いがおとなしいものなので、
興味のないギャラリーの方にとっては印象の低いものだったかもしれません。
(やっぱりルノワールやモネあたりの方が足をとめる人が多かったように思います。)
その点、最後のトリになっていたピカソの「アルルカンと女 友達」は強い存在感がありました。
訴えかけてくるものが他の作品とは全然違う!
全体的にはブースごとのテーマがシンプルで、分かりやすい良い展覧会だったと思います。


この展覧会のあとは、今月13日(http://d.hatena.ne.jp/syn_chron/20060113)にも書いた、
奈良美智展に行ってきました。
(ほんとにすぐ向かいでやってるから、どちらも行きましょう!)
今回はこの展示に合わせて企画された、青森フードを食べに行くことが目的でした。
でも食べ物は青森に関係なく「生ハムとブリーチーズのトースト」をチョイス。
(熟成したクリーミーな白カビチーズは大好きです。)
飲み物を「アップルシャワー」という青森製造の炭酸ドリンクにしてみました。
あまり炭酸飲料は好みじゃないのですが、
炭酸がきつくなく果汁が青森産リンゴ50%のせいか、美味しくいただきました。
食べた後、展示も観ました。
面白いぬいぐるみが増えていて、
私の置いていったピンクのくまもちゃんと同じところにありました。
配色を考えて決めた場所だったのでやや嬉しい。
また弘前まで会いに行けるといいな。