「東京−ベルリン/ベルリン−東京展」(森美術館)

http://www.mori.art.museum/html/jp/index.html


時代ごとに日本とドイツとの芸術の関わりを追って、構成された展覧会。
やはり好んで観たのはバウハウスの頃で、ブルーノタウトの家具などが良かった。
衝撃だったのはフルクサスという芸術グループのところ。
今月の初め、坂本龍一Podcastナム・ジュン・パイクの特集をしていたのを聴いていたんだけれど、
全然私の知識になかったことだったので、内容がどれも新鮮!
特にヨーゼフ・ボイスナム・ジュン・パイクとの草月会館でのパフォーマンスの音源には
辟易とするような驚きがありました…。
しかも朝の通勤電車の中で聴いていたので…。
RADIO SAKAMOTO PODCASTINGのHP
 http://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/pod/
そしたらその映像がこの展覧会で流れていたんですよね。
絶対このパフォーマンスは理解できないと思っていたんだけれど、
このBlogを書きながらRADIO SAKAMOTOを何度も聴いていたら、
理解不能に思えた音を聴いているのが、快感に変わっていっていくような気がしてくる。
(坂本さんはボイスが当時からエコロジーの思想を唱えてた、なんておっしゃってましたが)
ナム・ジュン・パイクについても興味が湧いてきた。
多分今までだったらフルクサスのコーナーでは適当にやり過ごして次に進んでいったと思うけど、
たまたま同時期にひっかかることが重なった。
ナム・ジュン・パイクについて書かれているサイト
  http://www.new-york-art.com/Artist-NJP.htm


最後の現代美術のところでハンス=シャーロンのフォトアートがあって、
そこに写っている建築物の内装がいいと思った。
ベルリンのホールというところまでしか分からなかったので、
調べておこうと思う。


一応、森ビルの写真を。


東京シティビューからの眺め