浅井信雄『世界のニュースが面白くなる本』

先月新潮文庫の『アジア情勢を読む地図』を読んでいて、
続いて読みたくなった。
学生時代に『民族世界地図』を読んでたけど、
この著者が日曜朝の「サンデーモーニング」で
横浜の応援をしてるコメンテーターのおじさんだったなんて。


『世界のニュースが…』は、ここ3年ほどの日本と関係の深い世界情勢について、
浅井信雄さんの視点で読み解いていくもの。
今さら書くことでもないですが、
政権保持のため、その場しのぎで行われる見え透いた政策に腹立たしくなる。
でもささやかな私のいらだちはどこに向かっていくのだろう。


このブログを書きながらNHKスペシャルの番組を観ている。
内戦・冷戦崩壊の国からワールドカップに出場するサッカー選手のドキュメンタリー。
この選手やこの国の人たちの熱い思いに比べたら、私の中にはなにも流れていない。
自分の国のために背負うものがなにもないんだなあと思う。
私が無関心であろうとなかろうと、日本は自動的に動いていくんだ。
せめてこの危機感をカタチにして伝えることができないか、考えてみる。

民族世界地図 (新潮文庫)

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アジア情勢を読む地図 (新潮文庫)

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