『デザインの輪郭』深澤直人

デザインの輪郭

デザインの輪郭


去年出版されている本です。
遅くなりましたが、昨日手にとって読了。


工業デザイナー深澤直人さんのデザインに対する姿勢が綴られているのですが、
「モノ」のデザインを「私自身」に置き換えて読んでいました。
私自体が「最小限」や「新しいふつう」でいれたら素晴らしいだろうなあと。


内容では八ヶ岳の週末住宅を自前で建てるエピソードが面白かったです。
コンクリート基礎から始めてしまうなんて。
そのあたりのハチャメチャなところを意外に感じました。


これは本の体裁のことなんですが、栞ひもが2本あるのも良かったです。
いつも私は読み進めている箇所以外にもマーキングしたいところが出てきてしまって、
手元にあるチケットの半券を挟んだり、表紙カバーの端を引っぱりこんだりしていました。
この著書も巻末の写真キャプションを何度か参照していたので、
2本の栞は大いに活躍してくれたんです。