中之島コミュニケーションカフェ『駅ができる!』

昨日書いていた「駅ができる!」のイベント会場に行ってきました。
http://d.hatena.ne.jp/syn_chron/20061012


(写真は入り口のところ)


会社帰り、もう暗くなっていたのであちこちはまわらず。
目的だった地下工事現場の記録映像の上映を観る。
下の写真はその上映風景。上手に撮れてないけど雰囲気だけでも。

スクリーン前の敷地の真ん中にヤシの木が立っていて、
その周りをランダムな円弧状に積まれた土嚢が囲っている。これは観客席。
さらにその周辺にはクレーン車やシャベルカーが置かれていて、
ベンチ代わりにH鋼が横たわっている。
土嚢や鉄骨の座り心地は痛かったり冷たかったりでクレームものなんだろうけど、
ごつごつした感触のいい空間ができあがっている。
これがイベントのある3日間で終わってしまうのなら勿体ない気がする。
暗くてきちんと確認できなかったけれど、
上映スクリーンは工事現場に使われる仮設用シートをつなぎ合わせたものじゃないかな。


映像は2003年から2005年にかけての京阪新北浜駅の工事現場を撮影したもので、
見始めたのが前後してきちんと計っていないけれど、約1時間ぐらいはあるよう。
音声はなく、淡々と工事の様子が映されていた。
コンクリート打設やレールを敷設する作業も大変そうだったけど、
やっぱり地下鉄は掘削工事が途方もなく感じる。
地下のトンネルで掘られた土砂を順繰りに駅になる敷地まで集め、
そしてそこから地上へとくみ上げる。その繰り返し。
この新北浜駅の場合、すぐ横を土佐堀川が流れているので、
運び出された土砂は船に載せられていた。


長袖シャツにカーディガンを羽織っていたけど、川沿いの夜は寒くて体が冷えてしまった。
もし出かけるなら暖かくする準備をしておくといいかも。