『TSUTOMU KUROKAWA-黒川勉のデザイン』

TSUTOMU KUROKAWA―黒川勉のデザイン

TSUTOMU KUROKAWA―黒川勉のデザイン


ギャラリー間の展覧会のカタログ。
行けなかった私は食い入るように写真を見つめてた。
ほんとはその店舗などに行くのが一番なんだけど、遠方でなかなか機会がないところもあるし、
写真でも読み取れることはいろいろあって面白い。
そうやって眺めるのにも適当なサイズの判だと思う。


アクリル樹脂メーカー“ワークウィズ”と共同してつくられたプロダクトがいいなあ。
まるで意匠建築家と構造設計家の関係みたいに、
デザイナーの意図したことを試行錯誤しながら製品化していく過程が想像される。
もっとそのときのエピソードを知りたい。


あとなによりも良かったのが巻末にあるサクラテーブル。
鏡面仕上げのテーブルに、桜が咲き乱れる姿を映し込んでいる。