AtoZ展がもうすぐ終わる…。

今週末で弘前のAtoZ展が閉会しますね。
ボランティアの方が更新しているブログがあって、
先月9月に行ったことを思い出しながらそのあたりのところを読んでいると、
9月8日に参加させてもらった、彫刻家三沢厚彦さんのレクチャーのことが。
しかも私の発言が記されていてちょっとびっくり。
http://a-to-z.heteml.jp/modules/popnupblog/index.php?postid=207
アフガン小屋という、奈良さんが撮ったアフガニスタンのスライドが流れる小屋の感想をお伝えしたのでした。
緊張していた私が上手く伝えられなかったからだと思うのですが、
私が言いたかったことを補足させてもらうと、
あのインスタレーションには、アフガンの貧しくとも生命力に溢れた人々の写真と、
仕上げは荒っぽいけれど素材感がむき出しに表れた小屋、
三沢さんのつくった一点を真っ直ぐに見つめる犬と猫の彫刻、
という3つの要素が相まって強い力を発しているように感じたのです。
(あれほど奈良美智graf+三沢厚彦のコラボががっちり組まれていたインスタレーションはなかったと思います。)
そういった内容のことを伝えたあと、三沢さんからいただいた返答もすごく良かった。
私の気持ちがちゃんと届いて、そして三沢さん自身がAtoZに参加された手応えを感じてらっしゃるのだというのがよく分かった。
そしてこうやってブログに書いてもらえたみたいに、会場で気に留めてくださった方がいたなんて…。
どきどきしたけど、言いたかったことをちゃんと発してきてほんとに良かったと思います。


ところで「奈良美智 + graf A to Z ポッドキャスト」ではゲストアーティストの回が追加されてるのですが、
http://eb.toppan.co.jp/artstar/podcast/atoz/index.html
「三沢厚彦:AtoZの中の動物たち」の回の音声はちょっとひどいんじゃないかな。
続く「ヤノベケンジ:AtoZの森の映画館」では聴きやすくなってるけど、
三沢さんの回がうまく録れてなかったのが残念。
podcastつながりで書くと「 21_21 DESIGN SIGHT 」のvol.2、
佐藤卓さんと三宅一生さんの対談も聴き取りにくい。
http://2121designsight.jp/2006/09/issey-miyake-taku-satoh-1/
こちらはHPにテキストが載ってるからまあいいのかな。
でもせっかくの貴重なお話が機能できてないのは勿体ないと思う。