読んだ本

去年の12月頃から、書き留めきれてないことがいろいろ。
日曜に通っていた書道教室がしばらくお休みされていたので、それで調子が狂ったのかなあ。
ゆとりができると思ったら、逆に予定を詰め込み過ぎちゃった。


ここ最近続けて読んでいるのは絲山秋子さんの小説かな。
1月にAshさんのライヴに行き、
映画化する『逃亡くそたわけ』のサントラを彼が担当することを知ったのがそもそものきっかけで、
あとは他の本との合間ながら、数珠つなぎのように読了していった。

逃亡くそたわけイッツ・オンリー・トーク (文春文庫)海の仙人 (新潮文庫)エスケイプ/アブセント絲的メイソウニート袋小路の男沖で待つ


確かに面白い。でもさらさらとこんなに早く読めてしまうのって、なんなんだろうかと思う。
最後の『沖で待つ』なんて、一緒に収録された短編と合わせても1時間もかからなかった。
するすると入っていくものは、私の記憶からたやすく抜け落ちていく。
この中でのベストは『袋小路の男』なんだけど、それでも読後の感触をいつまで覚えていられるかな。