「様々なる祖型 杉本博司新収蔵作品展」(国立国際美術館)

syn_chron2007-04-28

http://www.nmao.go.jp/japanese/b2popup/j_pre_sugimoto.html
今書いてるのが29日午前中で、役に立つ情報になってないけど、
今日は「昭和の日」ということで、国際美術館のB2階フロアのみ入場無料だそう。
このあと向かいのgraf media gmの生意気展に行って、
同じgrafビルのfudoでMALGAの塩ジェラートを味わうのがいいんじゃないかと。
(以前にも書いたけど、このジェラートの製造元の方のブログはよく読ませてもらってる)
もっと前におすすめできたら良かったな。


本題に戻って、杉本博司さんの新収蔵作品展のことを。
多分他の常設展とかでいくつか作品はみてきてると思うし、
今まで印象的だったのは直島の護王神社だったけど、
今回初めてきちんと杉本さんの写真作品をじっくりみることができた。
特に『建築』のシリーズはなんど眺めてもいろんなことがみえてくるような深い味わいの作品だった。
ルイス・バラガンの《トゥラルバンの礼拝堂》って実際に訪れたことはないけれど、
もし実作をみたとしても、私にこんな世界がみえてくるのか自信がない。
展覧会の解説の「『建築』は、現代の名建築の象徴的イメージをぼけた写真として撮影し、
その本質を浮かび上がらせています。」というのは的を得ているなあと思った。
十字架に反射する光のゆらめきに言葉を失う。