吉田修一『7月24日通り』

7月24日通り

7月24日通り

主人公が自分の住んでいる町をポルトガルの地名と置き換えているところが心地よい。
でもそれは彼女が旧態依然としている象徴でもあるのだけれど。
登場する女性の描き方を通して、全体的に説教じみて感じられた。