梅田スカイビル

関西の方にはあえて書くまでもないですが、
ガーデンシネマ梅田は原広司さん設計のスカイビルの中にあります。
上映時間まで時間があったので、空中庭園の展望台にのぼってみました。
カメラを持って行けば良かった…。


これは私的なことになるんですが、
私が関西に住んで初めてのデートはスカイビルだったんだなあと思い出していました。
それから一緒に来たのはいつも男性だったなあということも。
(要するにデートスポットだということですね)
今夜初めてひとりで訪れてみて、35階までのエレベーターにひとりきりで乗って、
だんだん地上から離れていくのが怖いと感じました。
森ビルの展望台の方がずっと高さはあるけれど、
スカイビルのエレベーターは四方が透明の壁でできていて、
のぼっていくときの感覚は空中に吊り下げられている感じがするんです。
下を見ればぐんぐん距離が離れていくし、
見上げれば現実とは思えない構造の空中庭園が近付いてくる。
きっと今までは同伴の人に対して、緊張と高揚感を持っていたから、
もしくは安心感をゆだねていたから、感じ方が鈍っていたのかもしれません。
それからこのエレベーターを何往復かして、この感触を味わっていました。
ひとりで訪れているだけでもかなり変な人に見られているのにね。