もうすぐ金沢行き

今月金沢小旅行を予定していて、21世紀美以外にとても行きたい展示がこれ。
D-BROSのホテルバタフライ/デザインの楽しさを伝える」(Cony's Eyeにて)
http://www.conys-eye.org/contents/index3.html
こないだの阿部海太郎さんの音楽とかも流れてるのかなあとか、ぼんやり考えてる時間が好き。
このギャラリーは北陸鉄道に乗っていくから、この電車で内灘まで行ってみたことを思い出してみたり。
学生のときは近代日本文学を専攻していて、
全然研究成果にはならなかったのだけれど、好きな小説の舞台に行ってみるのが隠れた趣味だった。
内灘は三島由起夫の『美しい星』に登場して、確か円盤の到来を待っていた場所だったはず。
この『美しい星』自体、三島作品の中でも異質な小説で、それでもとても惹かれてしまっていた。
トリュフォーの他の作品も好きだけど、なんだかおかしな『華氏451』をまず挙げてしまうような感覚なのかな。
と脱線しつつ、金沢旅行に関する本を。


『乙女の金沢』

友達に借りていた本だったのだけど、やっぱり自分でも購入。
一時期在庫切れの話もあって、アマゾンでは定価より高いコレクター価格が発生してたみたいだけど、
先月無事に増版されたよう。
一般的なガイドには載っていない和菓子店や雑貨店が紹介されていたり、
加賀野菜の説明やレシピがあるのがいい。
金沢からはやや交通が不便だけれど、《湯涌夢二館》《雪の科学館》《西田幾多郎記念哲学館》も載ってるし。
(私はどれも2回以上行ってしまったほど好きなところ。)


『金沢カフェ100』

地元の出版社でつくられたカフェガイド。
あまり行けてないけれど、読んでいるだけでも好きな本。