「BIOMBO/屏風 日本の美」展(大阪市立美術館)

http://osaka-art.info-museum.net/special019/special_biombo.html

東京のサントリー美術館でも開催されていた展覧会の巡回。
今月16日まで。会期終了間際になってしまいました。


先月狩野永徳展に行って来たところだけど、こちらの屏風も面白かった。
いろいろさまざまな画風が集められているなか、特に好きだったのは《柳橋水車図屏風》。
長谷川派らしい簡素で繊細な感じがする。
先々月読んでいた辻 惟雄さんの『日本美術の歴史』の影響もあって、

日本美術の歴史

日本美術の歴史

《十界図屏風》みたいに鬼や妖怪が登場するものもじっくり楽しめるなあと思う。
ボストン美術館サントリー美術館で離ればなれになっていた雌雄の麝香猫が対面する
《松下麝香猫図屏風》《樹下麝香猫図屏風》はにっこり眺めてた。


図録を確認していると、展示替でみれなかった作品の中にも興味深いものがあったのに気付く。
なかなか予定が組めないこともあるけど、少しずつ古美術の鑑賞も積み上げていこう。


天王寺公園のゲートから美術館までの道で、必ず猫にであう。
この日は4匹もうろうろしてた。